オランダ留学のブログ

オランダ留学をしたい人、オランダに住みたい人、オランダが好きな人、なんとなくオランダを知りたい人に向けて書いています。

#4 交換留学志望理由書の書き方

Dag!

#3では、交換留学に受かるまでの道筋を紹介しました。#4では交換留学の留学志望書の書き方、#5では交換留学の面接の対策についてまとめていきます。

これらに関しては、私自身大変苦労した部分です。なかなかインターネット上に情報がなかったので、限られた情報を駆使して準備しました。少しでも参考になれば嬉しいです。

 

私が使った構成

文章には様々な種類があります。小説、評論、論文、作文、社説、ポエム、チャットで送り合う文章など。そして、それぞれの文章にはそれぞれの特徴や構成、ルールがあります。そういった特徴を理解して、構成やルールに従うことが重要で、そうすることで良い文章が書けるでしょう。志望理由書というのは、これも立派な独立した文章形態の一つであると思います。当たり前かもしれませんが、これを理解することは大切です。単なる志望理由書ではありますが、文章作成に関するお作法が少なからずあるのです。

「留学 志望書」と調べていただければおすすめの構成がいくつか出てくると思いますのでぜひ参考にしてみてください。今回は、私が実際に使った構成を紹介します。これは王道の構成だと思います。調べたり、先輩に話を聞いたりしてこの構成に決めました。

  1. 留学をして何をしたいのか
  2. そのために何が必要か
  3. 今までに実現のために何をしてきたのか
  4. それでも足りないこととは
  5. 足りないことを補うのになぜその留学先が適しているのか
  6. 留学先で具体的に何をする予定か
  7. うまくまとめ

とにかく、論理的にわかりやすく、具体的に、留学の必要性を明確に、熱く書けば9割方大丈夫ではないかと思います。

 

私が書いた実際の志望書

構成を踏まえてまとめた志望書がこちらです。正直、文章力は本当にないですし、微妙な文章だと思いますが、なんとか伝わる範囲で書けたとは思っています。

 私はロッテルダム専門大学で、土木、特に都市開発について専門的に学びたい。都市開発に興味を持ったのは、高校生の時に参加したアメリカ研修で地域に溶け込んだ都市の様相を見て魅力を感じたときだ。それ以降、都市の開発に携わりたいと思うようになった。(構成1)

 その希望を叶えるために、現在土木を学んでいる。そして海外の都市を扱う授業などを通して、特に海外の都市開発に携わり活躍したいという思いが強くなった。そのためには土木の専門性を高めるだけではなく、専門用語を操る英語力に加えて相手に信頼してもらうための異文化理解力が必要だ。(構成2)そのような能力を養うために、英語提供の教養の授業を積極的に履修し、課外活動では国際サポーターとして活動してきた。(構成3)

 しかし、英語提供の土木の授業はなく、留学生と生活をともにしているわけではないので英語で会話をする機会には限界がある。したがって、現在の私には以下の二点の能力が足りないと考える。

 一点目は、土木の専門分野を英語で議論できるまで理解することである。将来、現場で専門用語を使いながら英語で議論する機会があったときに、誤解や遅延なくやり取りをしなくてはならない。

 二点目は、多種多様な国籍、宗教を持った人とのコミュニケーション、相互理解の能力である。土木構造物が長きに渡り近隣住民の生活に影響するという特徴から、文化や宗教による理解の不一致があってはならず、全関係者との緊密なコミュニケーションが必要不可欠になる。(構成4)

 以上の足りない能力を補うべく、私はオランダのロッテルダム専門大学を第一志望大学として留学をすることに決めた。

 オランダは昔から港湾都市として栄えており、現在は自転車大国や移民大国として有名である。都市開発の参考になるような構造物や考え方を多く見て取れる。また、ロッテルダム専門大学では、実務に基づいた土木の講座を多数、英語で開講している。教授の講義だけでなく、学生が能動的に活動する機会も豊富にある。特に、多国籍でグループを組み将来の都市を計画する「レジリエントな都市開発」という講座を受講したい。様々な国や地域から学生が集まる国際的な大学であるため、この講座を通してあらゆるバックグラウンドを持った学生と議論を交わすことができる。(構成5,6)

 休日には、ヨーロッパの地の利を生かし、オランダ国内だけでなく近隣の国の都市にも視察しに行き、より多くの文化、都市の特徴を理解したいと考えている。実際に住んでみて初めてわかったこと、不便なことなど写真や動画からでは知れないことについて現地の方へインタビューを行いたいと考えている。(構成6)

 この留学を将来必要な能力を養うための有意義な機会にできるように、精進したい。(構成7)                   

                             (1116字) 

何回も書き直し、何回も添削していただいてこの微妙なクオリティーなので、一日二日でとか徹夜で済ませようとかは考えないほうがいいです。相当時間をかけてやっとこのクオリティーです。

一次選考で落ちてしまうのはもったいなさすぎるので、一ヶ月くらいかけてでもいいので、本気で書くべきです!

 

Dag!